こんにちは、WellFlagsです。
先日、中小企業庁のサイトにIT導入補助金2024のチラシが公開されました。
本日は現状分かる情報と、現行のIT導入補助金2023との違いについて解説していきます。
また、現行制度についてはこちらの記事でも解説しているので、まだ見ていない方はぜひご確認ください。
記事更新:2023年12月14日 ECサイトが対象外となった旨を追加しました
IT導入補助金2023の公式ホームページにお知らせが追加されました。
こちらに記載のあるように、ECサイトが対象外となる旨が明記されました。
そのためIT導入補助金を使ってECサイトを構築したい方は、現行制度のIT導入補助金2023の利用を検討してみましょう!
残りのスケジュールは以下の通りとなっています。
- 第15次締切:申請締切 2023年12月25日 (月) 17:00
- 第16次締切:申請締切 2024年1月15日 (月) 17:00
- 第17次締切:申請締切 2024年1月29日 (月) 17:00
申請をしたい方は当社までお気軽にお問い合わせください!
IT導入補助金2024の制度について
こちらはIT導入補助金2024のチラシから抜粋したものとなっています。
大前提として、制度そのものに大きな変更はありません。
事務局に登録されたITツールを選び、労働生産性向上のために導入を行い、一部の費用が補助される仕組みとなっています。
通常枠はほぼ変更なし
まず通常枠、複数社連携IT導入枠、セキュリティ対策推進枠については特段、変更点はないように見受けられます。
おそらく現行のIT導入補助金2023と補助率、補助上限額、主要な要件は変更ないまま進むと予想されます。
デジタル化基盤導入枠は変化が大きい?
一方で一番変化が大きいのはデジタル化基盤導入枠です。
現行の制度は以下の体系となっています。
デジタル化基盤導入枠
└デジタル化基盤導入類型:会計ソフト、受発注ソフト、決済ソフト、ECソフトが対象
└商流一括インボイス対応類型:インボイス制度に対応した受発注ソフトが対象
└複数社連携IT導入類型:複数の中小企業・小規模事業者等が連携してITツールを導入する場合に対象
一方で今回公開された情報では、それぞれ以下の通り変更となっています。
インボイス枠
└電子取引類型:インボイス制度に対応した受発注ソフトが対象
└インボイス対応類型:インボイス制度に対応した会計・受発注・決済ソフト
複数社連携IT導入枠:(おそらく現行の複数社連携IT導入類型同じ)
セキュリティ対策推進枠:(おそらく現行のセキュリティ対策推進枠と同じ)
続いて変更点を見ていきましょう。
- デジタル化基盤導入枠がなくなり、インボイス枠が新設された
これまでデジタル化基盤導入枠の中にインボイスに関する類型がありましたが、今回からインボイスの類型が新たに設置されました。 このことからも国としてインボイス制度に力を入れていることが分かります。 - ECソフトの記載が無くなった
現行のデジタル化基盤導入類型では、ECソフトが明記されています。しかし今回の新たなインボイス対応類型ではECソフトの記載がなくなっています。まだ定かではありませんが、IT導入補助金2024ではECサイト(Amazonなど既存モールへの設定、Shopifyなどツールを用いた構築)は補助対象外となる可能性もあります。こちらについては今後も新たな情報が出てきたら当ブログでも紹介していきます。2023年12月14日更新:ECサイトは対象外となることが追記されました。
本日はIT導入補助金2024について追加情報についてまとめました。
まだ未確定な部分も多く不明確ですが、制度そのものに大きな変更はなさそうです。
今後も新しい情報が出たら発信していきます!
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早稲田大学卒業後、大手総合商社に勤務し、
企業成長と多様な働き方の両立を支援する株式会社WellFlagsを設立
ものづくり補助金やIT補助金等の補助金申請代行の専門家として、各種補助金のコンサルタント、申請代行を実施
高い採択率を誇る補助金申請プロサポートの代表コンサルタントとしても活動中