様々なITツールを導入できる事から、多くの事業者の方において積極的に検討されているIT導入補助金については、パソコン購入の購入が可能な場合もあります。
ただ、パソコン購入のみではなく、ソフトウェアも含めたITツールの一部としてパソコンを購入する場合に、補助を受けることができます。
この記事では、IT導入補助金でパソコンを購入するために必要な考え方について、補助金申請のプロとして各種補助金の申請をコンサルタントしてきた経験を元に紹介します。
IT導入補助金でパソコンやタブレットを購入するためには
IT導入補助金でパソコンやタブレットを購入する場合には次の2点に留意する必要があります。
- デジタル化基盤枠で申請する
- 補助される金額は最大で10万円まで(補助率1/2)
- ハードウェア(パソコンやタブレット)単体での購入はできない
それではそれぞれ紹介していきます。
デジタル化基盤枠で申請する
IT導入補助金には3つの申請枠がありますが、ハードウェアの購入費が補助されるのはデジタル化基盤枠で申請する場合となります。
申請枠の違いはこちらで詳しく紹介しておりますので、ご参照ください。
補助される金額は最大で10万円まで(補助率1/2)
IT導入補助金でハードウェアを購入する場合には、最大で10万円まで(補助率1/2)の補助を申請することができます。例えば、150,000円のデスクトップパソコンを購入する場合には、その1/2金額である75,000円が補助金額となります。
申請可能額は補助金シミュレーターでもシミュレーションが可能です。
ハードウェア(パソコンやタブレット)単体での購入はできない
IT導入補助金の補助金で購入できるハードウェアは、会計、受発注、決済、EC機能のソフトウェアを活用するために、同時に購入するハードウェアに限られます。
そのため、ハードウェア単体の購入は補助対象外であり、新規導入するソフトウェアを活用するためのハードウェアであれば補助されるということになります。
また、ここでいうソフトウェアは、ITツールと呼ばれています。ITツールについては下記の記事で紹介していますので、ご参照いただければ幸いです。
> ITツールとは
IT導入補助金でパソコンやタブレットは購入できるのか
結論としては、以下の通りとなります。
- IT導入補助金を活用してハードウェアを単体で購入することはできない
- 生産性向上のためのソフトウェアを導入するにあたり、当該ソフトウェアを操作する上で必要なハードウェアであれば補助対象となる
- 補助の上限は10万円であり補助率は1/2である
IT導入補助金の活用は専門家に相談を
この記事では、IT導入補助金でパソコンが購入できるかどうかという点について紹介してきました。採択を目指す方はぜひ参考にしてください。
結論としては、ハードウェア単体での購入は補助対象外であり、導入するソフトウェアを操作するためのハードウェアの購入であれば、補助対象となるということです。
もしIT導入補助金を活用してパソコンを購入したい場合には、ソフトウェアの導入と合わせて検討を進める必要があり、中々大変な作業になるため、早めに、外部のコンサルタントにご相談することをお勧めします。
特に、補助金申請プロサポートでは、補助金申請にお悩みの方向けに、無料相談を実施中です。
補助金申請のプロとして、豊富な採択実績のある補助金申請のプロが補助金のお悩みにお答えしますので、補助金のお困りごとがあれば、お気軽にご相談ください。
早稲田大学卒業後、大手総合商社に勤務し、
企業成長と多様な働き方の両立を支援する株式会社WellFlagsを設立
ものづくり補助金やIT補助金等の補助金申請代行の専門家として、各種補助金のコンサルタント、申請代行を実施
高い採択率を誇る補助金申請プロサポートの代表コンサルタントとしても活動中