こんにちは!WellFlags担当です。
今日はIT導入補助金2023について、申請するためのステップと必要書類を完全解説します。
こちらの記事を読んでいただくことで、すぐにでも申請することができるようになります。
事前に集めておくべき書類
GビズIDプライム作成に必要な書類
まず最初にGビズIDプライムの登録に必要な書類を集めましょう。
これは法人と個人事業主でそれぞれ以下の通りとなっています。
法人の場合
- 印鑑証明書
- 登録している法人印鑑
- パソコンおよびSMSが受信可能なスマートホン
個人事業主の場合
○電子申請の場合(※こちらがオススメです!※)
- マイナンバーカード
- パソコンおよびSMSが受信可能かつICカードを読み取りできるスマートホン
○紙申請の場合
- 印鑑登録証明書
- 登録している法人印鑑
- パソコンおよびSMSが受信可能なスマートホン
IT導入補助金の申請に必要な書類
法人の場合
- 履歴事項全部証明書 ※申請時点で3か月以内に取得したもの
- 法人税の納税証明書(その1またはその2) ※直近期のもの、税務署で発行されているもの
個人事業主の場合
- 運転免許証or運転経歴証明書or住民票 ※住民票については申請時点で3か月以内に取得したもの
- 所得税の納税証明書(その1またはその2) ※直近期のもの、税務署で発行されているもの
- 確定申告書 ※令和4年分のもの、税務署で受領されていることが確認できるもの
提出する書類ではないが、あった方が良いもの
- 直近の決算書
- 従業員などがいる場合、人数や労働時間が分かる資料
IT導入補助金では労働生産性を計算する必要があります。
労働生産性は「(売上 – 原価) / (従業員数 * 平均労働時間)」で計算されます。
※IT導入補助金で用いられている定義です。
そのため売上や原価が分かる決算書、従業員の人数や労働時間が分かる資料を事前に準備しておくと良いでしょう。
申請するための事前準備
では必要書類が揃ったら事前準備を行いましょう。
GビズIDプライムの登録
まずはGビズIDプライムの登録を行ってください。
こちらはすべての事業者が必ず行う必要があります。
このID自体は各補助金全般で使えるものであるため、IT導入補助金の予定がなくてもとりあえず取得しておくことをおすすめします。
法人であれば書類の郵送のみ、個人事業主の場合は郵送またはオンラインいずれの申請も可能です。
郵送の場合は二週間程度かかることもあるため、余裕をもって対応するようにしてください。
SECURITY ACTIONの自己宣言
続いて、情報セキュリティ対策に関する自己宣言を行いましょう。
こちらもIT導入補助金を申請する上で必須の対応となっています。
※申請時に自己宣言で獲得したIDを入力する箇所があります。
作業自体はあまり難しくなく、オンラインで30分ほどあれば完了します。
みらデジ経営チェック
最後にデジタル化に関する経営チェックを実施しましょう。
こちらはGビズIDがあれば簡単に終わるチェックです。
これは特に申請時に証拠の提出は求められませんが、申請前までに必ず実施するよう定められているため、忘れずに実施するようにしてください。
申請作業
上記が揃ったらいよいよ申請作業に取り掛かりましょう!
申請作業自体は交付申請の手引きを見ながら進めれば難しくはありません。
ただし、一点注意が必要なのは事業者側とITベンダー側でやり取りが発生するため、期限ぎりぎりに対応しようとすると間に合わないことがある点です。
大まかには以下の通り入力を行います。
- ITベンダー側が招待を行い、事業者用のマイページが開設される。
- 事業者側が各種必要事項を入力する。
- ITベンダー側がツールの価格・数量、労働生産性の改善度合いの予測を入力する。
- 事業者側が内容を最終確認し申請する。
申請作業についてはITベンダーと連携する必要があるため、事前に何日から作業を行う予定なのか共有するようにしましょう。
いかがでしょうか。このようにIT導入補助金はしっかりと準備をして臨めばそこまで大変ではありません。
WellFlagsでは補助金申請サポートも行っていますので、お気軽にお問い合わせくださいね。
早稲田大学卒業後、大手総合商社に勤務し、
企業成長と多様な働き方の両立を支援する株式会社WellFlagsを設立
ものづくり補助金やIT補助金等の補助金申請代行の専門家として、各種補助金のコンサルタント、申請代行を実施
高い採択率を誇る補助金申請プロサポートの代表コンサルタントとしても活動中