ものづくり補助金の事業計画書のページ数は A4 10ページ以内

ものづくり補助金の採択において最も重要となるのが事業計画書です。事業計画書でしっかりとアピールすることができれば、採択に大きく近づく事が期待できます。

とは言うものの事業計画書を多く書けば良いと言うものでもありません。相手に伝わるようにポイントを絞って分かりやすく作文する必要があり、枚数があまりにも多いようだと読んでもらい得ないと言う事態になってしまうことも想定されます。

この記事では、事業計画書のページ数について紹介します。

ものづくり補助金の事業計画書のページ数とは

ものづくり補助金の事業計画書のページ数とは

原則として、「A4サイズで10枚以内」が推奨されています。

ものづくり補助金では、数多くある申請件数を審査していくことになるため、1件あたりの審査時間は長い時間が取れないことが多いと言われています。そのため、仮に、事業計画書が A4 10枚だと仮定すると、1枚あたりの読み時間は数分程度と考えられます。

これ以上枚数が増えてしまうと、審査員は読むだけで一苦労という状態になり、内容を深く理解してもらうことが出来ません。こうした理由から事業計画書のページ数は、原則としてA4サイズで10枚以内が推奨されています(公募要領にも記載があります)。

つまり、 A4 10枚 の事業計画書の中でどこまでアピールできるかという点が採択と不採択の重要な分かれ目となっており、この A4 10枚の事業計画書の中に何をどのように書くのかという事が大切になってきます。

ものづくり補助金の必要書類とは

事業計画書の書き方とは

事業計画書を書く上でのポイントは次の3つになります。

  1. 「図表を使用する事」で、読みやすくする
  2. 「解説を追記する事」で、誰でも理解できるようにする
  3. 「数値を使用する事」で、客観性を持たせる

この3つのポイントを意識して事業計画書を作成するだけで読みやすさが大きく変わりますので、事業計画書を作成する際のポイントにしてください。

なお、これらのポイントについては、下記の記事で詳しく紹介しています。

事業計画書の書き方のポイントとは

ものづくり補助金の採択のポイントとは

ものづくり補助金の採択のポイントとは

事業計画書以外にも、ものづくり補助金の採択を目指すためのポイントがあります。ここでは代表して次の3点を紹介します。

  1. 申請対象者であること
  2. 正しい申請枠を選択していること
  3. 不採択となる理由に合致していないこと

それでは詳しく紹介します。

申請対象者であること

ものづくり補助金は「ものづくり」という名称がついていますが、製造業(ものづくり企業)だけでなく、サービス業、小売業、卸売業など、様々な業種で申請可能となっています。

範囲が広い分、事業者の方から「自分は申請対象者なのかよく分からない」というご相談を受けることも多いです。

まずは、ご自身が「申請対象者であるかどうか」また「申請対象外となる事項に該当していないかどうか」と言うことを事前に確認しておく事が大切です。

ものづくり補助金の申請対象者とは

正しい申請枠を選択していること

11次のものづくり補助金より、ものづくり補助金が大きく変化し、一般型において「回復型賃上げ・雇用拡大枠」「デジタル枠」「グリーン枠」の3つの新枠が創設されました。

この改訂により、一般型で応募する場合には「通常枠」「回復型賃上げ・雇用拡大枠」「デジタル枠」「グリーン枠」の4枠から選ぶことができるようになりました。

枠によって補助上限額や補助要件が異なるため、ご自身の状況に合わせた最適な枠で申請する事が大切です。

ものづくり補助金の申請枠とは

不採択となる理由に合致していないこと

ものづくり補助事業公式ホームページで公表されたデータによると、ものづくり補助金の不採択率は約40%となっており、5件に2件は不採択となっている厳しい状況です。この数値は、申請に対しての不採択率のため、申請まで辿り着けなかった事業者も含めると、実際にはもっと高い不採択率となることが予想されます。

さて、不採択となった事業者においては、不採択となった理由が気になるところですが、残念ながら不採択の理由は公表されていません。

そこで、補助金申請のプロとして、ものづくり補助金の申請をコンサルタントしてきた経験から「ものづくり補助金が不採択となってしまう理由」について、下記の記事で紹介いたします。

下記の記事にて紹介している「不採択となる理由に合致していないこと」も、採択されるためには重要な要素です。

ものづくり補助金が不採択となる理由

まずは補助金のプロに相談を

ものづくり補助金の申請をサポート

この記事では、事業計画書のページ数や事業計画書を作成する上でのポイントについて紹介してきました。事業計画書は採択を得る上で重要な要素となるので、ぜひ参考にしてください。

一方、事業計画書を作成したいけど、日々の業務もあるため、なかなかそこまで手が回らないという事業者の方も多いです。

そういう場合には、一度、外部の中小企業診断士に相談するようにしましょう。特に、補助金申請プロサポートでは、中小企業診断士による無料相談会を実施中です。補助金申請のプロとして、豊富な採択実績のある中小企業診断士が補助金のお悩みにお答えしますので、補助金のお困りごとがあれば、お気軽にご相談ください。

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